現在の世界的なブロックチェーンに関する動向を見ると、私達が予想している未来へ変換するため、これまでとは違った技術分野に足を踏み入れている事がわかります。また、Facebookや流通業のUPS、韓国の財閥流通業であるサムソン SDS、ファッションチャンネルであるFashionTVのような有名企業によるブロックチェーンの世界に新規参入が最近のグローバルのヘッドラインを騒がせました。

ブロックチェーンテクノロジーやその潜在能力を理解していない人々がまだ多い中、ブロックチェーンテクノロジーは想像した以上に早いスピードで普及してきている事は事実です。非集権かつ分散された台帳テクノロジーに対する興味が拡大することに呼応して、ProximaX は、ピアツーピアでの分散ストレージ、ストリーミング、データベースレイヤーのサービスを統合したエンタープライズグレードのProximaX Siriusプロジェクトを推進してきました。

ProximaXの進歩は目覚ましく、2018年3月に設立され、このプラットフォームがまだ開発中にも関わらず、このパワフルなブロックチェーンに裏付けされたテクノロジープラットフォームの使用に関するデモを実施する中で、すでに多くのエンタープライズによる採用の引き合いを得ています。

採用事例は下記の通りです。

UAE 地域開発省 Ministry of Community Development of the UAE – ProximaXはSirusを使った公証と投票モジュールに関する実証実験を2週間で完了しました。このプラットフォームの展開により、ブロックチェーンの導入を進めているUAE 地域開発省(MOCD)はストリーミング、メッセージング、分散データベース、許可制のソリューション等の要素を取り込み、より多くのアプリケーションを追加できるようになります。Sirius プラットフォームは許可制のAPIアクセスを通じて他のプラットフォームとの連携が可能なため、省庁間、部門間の接続に関しても準備が整っています。MOCDにおける実環境の導入は2019年4月を予定しています。

Omniaz Omniazは安全なブロックチェーンインフラストラクチャとスマートコントラクトの自動化により偽物のアルコール飲料を撃退するためのサプライチェーンメネジメントを提供しているプラットフォームで、飲料ボトルにユニークなIDを付加する事で、供給網において流通の透明性が確保されます。ProximaX のKYCソリューションは合法的なアルコール飲料製造業者、輸入会社、流通業者、販売会社を連携させることができる素晴らしいユースケースとなりました。Omniazは現在、製品とボトルの情報をSKUとして保存しておくために、許可制のネットワーク上に構築したProximaX Siriusプラットフォームを使っています。

CashCart フィリピン市場におけるEコマースのプラットフォームで、KYC、データのセキュアな保存、e-ウォレットの統合、自社コインであるCCNX のトランザクションの機能の部分でSiriusプラットフォームを採用しました。従来の通貨による支払方法の提供に加え、CashCartは自身のProximaX Mosaicで、1 CCNX=0.02USDで換金可能な安定したコインであるCCNXでも買物ができます。Pick-O はProximaXのプライベートプラットフォーム上で構築されたCashCartの流通及びデリバリー戦略です。Pick-Oシステムは配達員と受取者を確認するため ProximaXのKYCソリューションを使っています。Pick-OはProximaX Siriusプラットフォーム上でスマートコントラクトの処理とそのイベント記録を実施し、データはProximaXの安全なストレージレイヤ上に保存されます。

SportsFix ASEANで最も大きいスポーツ観戦のライブストリーミングプラットフォームです。高品質のビデオストリーミングとブロックチェーンテクノロジーによる相乗効果により、SportsFixはソーシャルメディア、ゲーミフィケーション、アナリティクス、Eコマースによりライブとオンデマンド配信によるスポーツコンテンツを繫げるDigital Stadium™ のエコシステムで次世代OTTプラットフォームを作り上げてきます。SportsFixはスケーラビリティとProximaX Siriusプラットフォームのコスト効率性の観点から、別のBlockchainプロジェクトからProximaX へ乗り換えを行なっています。最初のステップとして、SportsFixはDigital Stadium™をトークン化するため、ProximaX Siriusプラットフォームの導入を進めています。

Pulsify PulsifyはAIを活用し、どのように人々が仕事において活動するかを科学的に予測し、人事選定や開発を含めた注力すべきアクションに関するアドバイスを行うため、データ収集、分析を行うAIのSaaSを人事分析を提供する企業です。Pulsify は2018年3月に設立され、ネスレ, レキットベンキーザー, ドイツテレコム、T-Systems等グローバル企業を顧客に持ち、Top 25 Hottest APAC AI Companies 2018 by CIO Advisorに選ばれました。Pulsify は企業がアップロードした書類、個人の候補者がアップロードした履歴書、謄本、証明書や分析データ等、機密性の高いデータの保存にProximaX の分散ファイルマネジメントシステムを使っています。

ProximaX Siriusプラットフォームの構成について


ブロックチェーンベースのインフラストラクチャ ソリューションプロバイダであるProximaXの主力サービスはProximaX Siriusプラットフォームです。 ProximaX Siriusプラットフォームはプライベート、許可制、及びパブリックでの提供が可能です。ブロックチェーンプロトコルとオフチェーンの分散ストレージ、ストリーミング、及び従来のSaaSアーキテクチャに見られるデータベースサービスレイヤを統合し、エンタープライズグレードのアプリケーションのためのプラットフォームを作り出しています。

ProximaX Siriusの構成

基本的に、分散台帳技術とProximaX Siriusのブロックチェーンレイヤーがこのプラットフォームの中核となっています。このブロックチェーンレイヤーはストレージレイヤー、ストリーミングレイヤー、データベースレイヤーを結ぶ橋渡しの役目を果たします。これらのレイヤーはネットワークの中心に相互接続され、ネームスペースによる認証、トランザクションの統計及びレポート、事前に定義されたスマートコントラクトでのインセンティブ化を実現するプラットフォームの中でバランスの取れたエコシステムを作ります。これは「技術ホワイトペーパー」で説明されています。

最新のテクノロジーであるブロックチェーンレイヤーの肝はストレージレイヤにあるノードにメッセージを送信する参加プロセスにあります。「ストレージコントラクトモデル トレーサビリティ要求」に記載されているように、ストレージサービスに参加するライフサイクルはクライアントからの要求を受け取る受領者ノードから始まります。一部の支払処理後、ノードと確認者が要求されたサービスに対して選定され、失敗したノードと確認者はサービス品質維持と一貫性のために変更されます。この分散ファイルマネジメントシステムにより、ユーザーは競争力のある価格で安全にディスクスペースを借りられるようになります。

「ストレージトークン経済リサーチ」によると、ProximaXのファイルストレージストラクチャは、エージェントの相互活動とその環境を形作るアプローチである、挿入モデルアプローチをベースにしています。挿入モデルは、段階的に進化していくため、環境内のヒエラルキーに一つのエージェントを挿入することを意味します。波及効果がエージェントが環境に挿入される毎に繰り返され、新たな環境を生み、また新たなエージェントがまた挿入される事を許可していきます。シェイピングシフトに関する詳細は「ストレージ マクロエコノミクス モデル」の文書に記載されており、その中でストレージトークン経済のシナリオにおける異なった振る舞いに使われる環境やマクロモデリングに注目しています。

ストレージレイヤと同様、ストリーミングレイヤも一つのノード内に異なる役目を持つモジュールがあります。協業パートナーのPeer Streamによって提供される、高セキュリティかつリアルタイムに匿名のデータストリーミングを提供するPeer Streamプロトコル上で稼働します。このセキュリティは、ハードウェアレベル、オニオンルーティング、最新の暗号化の2段階から成ります。これは個人情報のストレージもしくはIoT, メッセージング、ビデオ等のコンテンツをストリーミングするため、ブロックチェーンを使いユーザー間の匿名性のある相互活動を提供します。

プライベートもしくは許可制のサービスにおいてのみ提供されるデータベースレイヤは、Tendermintと呼ばれるブロックチェーンの施行メカニズムを使ったドキュメントベースのデータベース(Mongo DB)を使ったテクノロジースタックで構成されています。このレイヤーはシンプルな取引契約、資産管理機能とメタデータストレージ を持つブロックチェーン資産を持つデータベースです。 他のブロックチェーンと同様、データベーステクノロジーは分散処理され、hashで特定される記録チェーンに保存される台帳としてのMongoDBを保持しています。

利点;

つまり、ブロックチェーンとオフチェーンサービスレイヤを測定可能かつ独立したレイヤーを持つ分散ネットワークで統合することにより、ProximaX Siriusプラットフォームのソリューションはブロックチェーンベースのネットワークと伝統的な集中管理されたデータベースソリューションの両方の利点を提供することができます。これにより、処理の遅さやスケール時のコスト、実際の利用時の制限等のブロックチェーン台帳の課題を克服しつつ、柔軟性、採用、統合のしやすさ、セキュリティとスピード、経済性を拡張可能なフレームワークにパッケージし、ブロックチェーン固有の強みをサービス上で提供します。

ProximaX Siriusは全体コストを削減しつつ、システムソリューションやスタンドアロンアプリケーションを稼働させるのに必要な全ての要素を持っています。 トランザクションがブロックチェーン上でセキュティ、透明性、不変性、非可逆性、トレーサビリティを保ちながら高速に遂行され、ユーザーと開発者は大きなサイズのデータを分散されたサービスレイヤー上で保存、ストリーミングできるようになります。我々は特にエンタープライズの顧客層においてProximaXのユースケースを広げていきます。